飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸って何？　油の分類まとめ

不飽和脂肪酸って何？　オメガ3って？

子どもの健康を守りつつ、頭を良くしたい～と、いう願いから
DHAに行きあたり、色々調べていました。
不飽和脂肪酸とかオメガ3とか
聞いたことはあるけれどハッキリわからない用語がいっぱいでしたが、
今ではしっかりわかっているつもり・・・です！

油の分類をまとめてみました。

油は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分解される

脂肪酸とは油の主成分です。

脂肪酸は
炭素の結合状態によって
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分解されます。

飽和脂肪酸を多く含む代表的なものがバターやラードで
常温で固体です。

飽和脂肪酸は主にエネルギー源となりますが、
過剰摂取すると生活習慣病の原因となるため、
摂りすぎないように注意が必要です。

不飽和脂肪酸はさらにオメガ3,オメガ6,オメガ9に分類される

一方、不飽和脂肪酸は
炭素の二重結合の数によって
一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。

一価不飽和脂肪酸はオメガ9（n-9系）

一価不飽和脂肪酸はn-9系またはオメガ9と呼ばれています。

オメガ9の代表的なものはオレイン酸で、
オリーブオイルや、サフラワー油に多く含まれています。

熱に強く酸化しにくいのか特徴で、
悪玉コレステロールを減少させる効果があります。

多価不飽和脂肪酸はオメガ3（n-3系）とオメガ6（n-6系）

多価不飽和脂肪酸は、体内で作ることができない必須脂肪酸なので、
食品から摂取する必要があるのです。

この多価不飽和脂肪酸はオメガ3（n-3系）とオメガ6（n-6系）に分類されます。

オメガ3には子どもに摂らせたい栄養素ナンバーワンであるDHA,EPA,α―リノレン酸が含まれており、
代表的なものが魚油や、えごま油,亜麻仁油です。

オメガ3の効果は、主なものだけで、DHAが頭を良くする、EPAが血栓を防いだり、中性脂肪を減らすなど
良いことづくめです。

子どもだけじゃなく、どの年代も積極的にとりたい油です。

それに対して
オメガ6の代表的なものはリノール酸,アラキドン酸などで、多く含まれるのが
ごま油やコーン油です。

オメガ6自体には、高血圧を予防し、アレルギーを抑制する効果があるのですが、
過剰摂取により、血栓等ができやすくなり、動脈硬化のリスクが高まったり、
逆にアレルギーを誘発してしまうリスクがあるのです。

オメガ6も体内で作り出すことができないので食品で摂取する必要がある油ですが、
現代人の生活はどうしてもオメガ6過多になりがちだそう。

普通に生活しているだけでオメガ6の必要量は摂取できているそうなので、
過剰摂取にならないように注意しなければいけないのです。

以上、簡単な表にまとめるとこんな感じです。

健康のためには、飽和脂肪酸であるバターやラードなどを控えて、
熱に強いオメガ9のオリーブオイルなどに変えていくと良さそうです。

まとめ

以上、まとめると結論は、

調理の時に活用する飽和脂肪酸（バターやラード）は過剰摂取に注意し、
オメガ9（オリーブオイルなど）の油にシフトしていくと良い。

オメガ6の油は現代人の生活では、特に意識していなくても十分摂取できているので、過剰摂取に注意する。
オメガ3（DHAやEPA）は積極的に摂取する。

となります。

オメガ3はどんどん摂取したいので、DHAサプリメントも種類が豊富ですし、

子どもも飲めるDHAドリンクなどもあります。

実際に試してみた、
子供も飲めるDHAドリンクやDHAサプリメントの味や添加物などのレビューはこちらに書いています。

「みんなのみかた」　子どもも飲めるDHAドリンクを試してみました

佐藤製薬「美健知箋EPA&DHA」子どもも飲めるDHAサプリを試してみました

オメガ3のDHAやEPAは食事から摂取するのが一番ですが、
おやつにDHAドリンクを利用したり、安全なDHAサプリメントなどもうまく活用したいですね。

-DHAマメ知識, 食生活