魚に含まれるDHAの量は季節によって変化するの?
2018/06/29
魚に含まれるDHAの量は季節によって変化する?
DHAを多く含む魚の代表的なものは
サンマ、イワシ、アジ、などの青魚です。
これらの魚に含まれるDHAは
冷凍保存や、熱処理などでも失われることが少ないということが
わかっています。
それでは季節によって
魚に含まれるDHAの量は変化するのでしょうか?
初ガツオと戻りガツオではDHA含有量に大きな差が!
DHA含有量が季節によって大きく異なる代表的な魚はカツオです。
初ガツオと呼ばれる春先のカツオの生100グラム当たりのDHA含有量は
88㎎なのに対し、
戻りガツオと呼ばれる秋に収穫されるカツオの生食100グラム当たりのDHA含有量は
なんと10倍以上の970㎎もあるのです。
(厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2010年版より)
これは、秋のカツオの方が脂がのっていることによるものです。
同じように、アジなら、春から夏の間よりも、
秋から冬にかけての方が、DHA含有量が数パーセント増加します。
また、イワシも
3月4月の春先のものより、脂がのった5月~9月のイワシの方が
春先のものよりDHA含有量が4倍から5倍になっています。
この時期のイワシには
中性脂肪が多く含まれており、DHAもEPAとも増大するのです。
魚に含まれるDHA含有量は天然魚と養殖魚では異なる?
この点については、もともとDHAが豊富な青魚についてはあまり差がありません。
しかし、
もともとDHA含有量が少ない、白身魚については、
なんと養殖魚の方がDHA含有量が多いというデータがあります。
例えば、真鯛。
天然の生100グラム当たりの含有量は610㎎ですが、
養殖になると同じく生100グラム当たりの含有量は780㎎と30%近くも増加します。
これは、養殖魚のエサとしてDHAを豊富に含むイワシが多用されていることが
一因だと考えられます。
つまり、もともとDHA含有量が少ないと言われるタイやヒラメについては、
天然ものより養殖魚の方がDHAを多く含んでいるのです。
天然ものよりお値打ちに買える養殖魚の方がDHA含有量が
豊富なんて嬉しいですね。
DHAを多く取るには青魚じゃないといけないかと思っていましたが、
養殖の真鯛などもDHAが豊富なのであれば
料理のレパートリーも増えますよね。
上手く活用してDHAをできるだけ食事から摂取したいものです!
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